トム・ピアソンのソロピアノ
トム・ピアソンのソロピアノ盤、『Tom Pierson II』(Auteur、1992年)と『Unchained Melody』(Auteur、1995-96年)。 Tom Pierson (p) この人のピアノは誰にも似ていない。レニー・トリスターノ?、ジョン・ルイス?、ビル・エヴァンス?、などと思い出してみても。スタンダードを演奏していても徹底的な自己スタイルである。...
View Article桜井啓子編『イスラーム圏で働く』、岩崎葉子『「個人主義」大国イラン』
桜井啓子編『イスラーム圏で働くー暮らしとビジネスのヒント』(岩波新書、2015年)、岩崎葉子『「個人主義」大国イラン 群れない社会の社交的なひとびと』(平凡社新書、2015年)。...
View Articleイランの空
ドバイからペルシャ湾を超えてイランを縦断し、はじめてのテヘランへ。 テヘランは大気汚染がひどく、ちょうど学校が数日間休校になっていた。ただ、タイミングがよいと北に山々が鮮やかに見えた。その向こうはカスピ海。 Nikon P7800
View Articleスーパーマーケットのダレイオス1世
どこの国の街に行っても、市場やスーパーマーケットは楽しい。そんなわけで、テヘランでも空いた時間にスーパーマーケットを覗いた。ちょうど冬至のお祭りを迎え、スイカやザクロが飾り付けてあった。...
View Article旨いテヘラン
イラン出身のAさんによると、食事文化は家の中が中心だというのだが、それでもわたしにはとても旨いペルシア料理ばかりだった。 ■ Nayeb Restaurant いろいろな種類のケバブがジューシーで旨い。焼きトマトを潰して、肉やサフランライスと一緒に食べるとさらに旨い。オリーブの和え物も最高だった。満腹になってしまい、夕食を抜いた。 ■ Hani...
View Article汪暉『世界史の中の東アジア』
テヘランに居る間に、汪暉『世界史の中の東アジア 台湾・朝鮮・日本』(青土社、2015年)を読んだ。(何しろ酒を飲まず、ネットも規制されていてあまりつながらず、ホテルが市街から離れていて渋滞がひどいとなれば、読書くらいしかすることがないのだ。)...
View Article今井和雄 デレク・ベイリーを語る@sound cafe dzumi
吉祥寺のsound cafe dzumiが年末で店をたたんでしまう、しかも最後のイベントは「今井和雄 デレク・ベイリーを語る」だということで、足を運んだ(2015/12/26)。 狭い空間に30人くらいがぎゅうぎゅうに詰め合うように座った。これほど集まったのは、大友良英のライヴ(開店時)、バール・フィリップスのライヴ以来だとのことだった。...
View Articleジョナス・メカス(9) 『富士山への道すがら、わたしが見たものは……』、小口詩子『メカス1991年夏』
西荻窪のtoki/GALLERY分室に足を運び、久しぶりに、ジョナス・メカスのフィルムを観る。 ■ 『富士山への道すがら、わたしが見たものは……』(1996年) 1991年、メカスは日本を旅した。そのときにボレックスにより撮られたフッテージによる作品である。嬉しいことに16ミリでの上映。...
View Article本田竹広『The Trio』
本田竹広『The Trio』(トリオレコード、1970年)。「竹彦」名義の時代か「竹曠」名義の時代か、再発時に修正されていたりもするのでよくわからない。 Takehiro Honda 本田竹広 (p)Yoshio Suzuki 鈴木良雄 (b)Fumio Watanabe 渡辺文男 (ds)...
View ArticleM.A.S.H.@七針
仕事納めの帰りに新川の七針にすべり込み、M.A.S.H.を観る(2015/12/28)。 Shiro Onuma 大沼志朗 (ds)Junji Mori 森順治 (as)Taku Amemiya 雨宮拓 (p)Guests:ユージさん (ds)Hideki Hashimoto 橋本英樹 (tp)Rikiya Daimon 大門力也 (g)...
View Articleフローリアン・ウェーバー『Criss Cross』
フローリアン・ウェーバー『Criss Cross [exploring the music of Monk and Bill Evans]』(Enja、2014年)を聴く。 Florian Weber (p, fender rhodes)Donny McCaslin (sax)Dan Weiss (ds)...
View Articleジョン・ボイン『The Boy at the Top of the Mountain』
ジョン・ボイン『The Boy at the Top of the Mountain』(Doubleday、2015年)を読む。イランに持って行った本を読み終えてしまい、帰りにドバイの空港内で買った。ボインは、映画化された『縞模様のパジャマの少年』を書いた作家である。...
View Articleエヴァン・パーカー ElectroAcoustic Septet『Seven』
エヴァン・パーカー ElectroAcoustic Septet『Seven』(Victo、2014年)を聴く。 Peter Evans (piccolo tp, tp)Okkyung Lee (cello)George Lewis (electronics, tb)Ikue Mori (electronics)Sam Pluta (electronics)Ned Rothenberg (bcl,...
View Article板橋文夫『みるくゆ』
「JazzTokyo」に、板橋文夫『みるくゆ』(Mix Dynamite、2015年)のレビューを寄稿させていただきました。 http://www.jazztokyo.com/five/five1268.html 板橋文夫 (p, pianica, perc.)瀬尾高志 (b, perc)竹村一哲 (ds, perc) Special guest:類家心平 (tp)纐纈雅代 (as)レオナ...
View Articleジョシュ・エヴァンスへのインタビュー
「JazzTokyo」に、NYのトランぺッターであるジョシュ・エヴァンスへのインタビューを寄稿させていただきました。ちょっと唐突感があるのですが(すみません)。...
View Article「JazzTokyo」のNY特集(2015/12/27)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/12/27)。 http://www.jazztokyo.com/column/jazzrightnow/009.html ※JazzTokyoのフォントが小さすぎるという方は、右上のフォントサイズのボタンを。 ●剛田武さんのコラム「音楽を進化させる異邦人」...
View Article2015年の「このCD・このライヴ/コンサート」
「JazzTokyo」の「このCD・このライヴ/コンサート」において、以下の4つを挙げさせていただきました。 ●CD(国内編) 『纐纈雅代/Band of Eden』http://www.jazztokyo.com/best_cd_2015a/best_cd_2015_local_09.html ●CD(海外編) 『Jack DeJohnette / Made in...
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