中平穂積、セロニアス・モンク、渋谷
先日、新宿ゴールデン街のBar十月に中平穂積写真展『Jazz Giants』を観に行ったところ、何でも急に中平さんがその気になったとかで、展示されている写真が売られていた。値段は言わないが、これで中平穂積オリジナルプリントが買えるとは信じられないくらいである。...
View Article原田依幸+後藤篤@なってるハウス
入谷のなってるハウスにて、原田依幸・後藤篤デュオ(2017/2/25)。 Yoriyuki Harada 原田依幸 (p)Atsushi Goto 後藤篤 (tb)...
View Articleりら@七針
新川の七針に足を運び、「りら」を観る(2017/2/25)。 笠松環 (朗読、声) 佐々木久枝 (書道、華道) 鈴木ちほ (バンドネオン)Special Guest:齋藤徹 (コントラバス) 「りら」とは、齋藤徹さんのワークショップをきっかけに出来たトリオだという。この日、闘病中のテツさんも参加した。もちろん駆けつけないわけにはいかない。...
View ArticleMoGoToYoYo@新宿ピットイン
新宿ピットインにて、MoGoToYoYoの初ライヴ(2017/2/27)。この前に下北沢アポロでも演奏がなされたがそれは準備段階だったということである。 芳垣安洋 (ds, perc, vo)吉田隆一 (bs, cl, fl, perc, vo) 岩見継吾 (b, perc, vo)元晴 (as, ts, ss, perc, vo)有本羅人 (tp, bcl, perc, vo)...
View Articleプール+クリスペル+ピーコック『In Motion』
プール+クリスペル+ピーコック『In Motion』(Intakt、2014年)を聴く。 Richard Poole (ds)Marilyn Crispell (p)Gary Peacock (b)...
View Article「JazzTokyo」のNY特集(2017/3/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/3/1)。 ■ 連載第20回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 翻訳・寄稿させていただきました。 マシュー・シップの最後となるかもしれない録音、ジェームス・ブランドン・ルイスのライヴ。 ■ ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第12回 ヘンリー・バトラー~ニューオーリンズの面影...
View Articleアイヴィン・オプスヴィーク『Overseas V』(JazzTokyo)
アイヴィン・オプスヴィーク『Overseas V』(Loyal Label、2016年)のレビューを「JazzTokyo」誌に寄稿させていただきました。 >> #1384『Eivind Opsvik / Overseas V』 Eivind Opsvik (double-bass, analog bass synth, Oberheim drum machine) Tony...
View Article上間陽子『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』
上間陽子『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版、2017年)を読む。 実は、那覇の松山や辻など歓楽街の観察だろう位に思って、興味本位で読み始めたのであった。...
View Article姜泰煥『素來花』
姜泰煥『素來花』(AudioGuy Records、2011年)を聴く。 Kang Tae Hwan 姜泰煥 (as) アルトサックスのみによるソロ2枚組。 韓国ソウルのスタジオにおける録音だと書かれているが、その反響はまるで地下空間のようである(まるで大谷石の採石場跡で録られたジョン・ブッチャー『The Geometry of...
View ArticleICPオーケストラ『Bospaadje Konijnehol』の2枚
2017年3月3日に亡くなったミシャ・メンゲルベルクへの個人的な追悼として、ICPオーケストラ『Bospaadje Konijnehol』(ICP、1986-91年)の2枚組を聴く。 Ernst Reijseger (cello)Ernst Glerum (b)Han Bennink (perc)Misha Mengelberg (p)Ab Baars (reeds)Michael Moore...
View Article土井徳浩@新宿ピットイン
新宿ピットイン昼の部にて、土井徳浩DUO(2017/3/5)。 Tokuhiro Doi 土井徳浩 (cl)Takeshi Obana 尾花毅 (7 strings g)Sawori Namekawa 行川さをり (vo) クラとギターのデュオ、またはヴォーカルを加えたトリオで、ブラジルのギタリスト・作曲家であるギンガ(Guinga)の曲ばかりを演奏するという趣向。...
View Articleタナハシ・コーツ『世界と僕のあいだに』
タナハシ・コーツ『世界と僕のあいだに』(慶應義塾大学出版会、原著2015年)を読む。 この本が出たときに、ブルックリンの「Unnameable Books」という良い感じの書店で買って読んだ(タナハシ・コーツ『Between The World And...
View Articleデイヴィッド・ビニー『The Time Verses』
デイヴィッド・ビニー『The Time Verses』(Criss Cross Jazz、2016年)を聴く。 David Binney (as, vo, eletronics)Jacob Sacks (p)Eivind Opsvik (b)Dan Weiss (ds)Jen Shyu (vo) (6)Shai Golan (alto part) (11)...
View Articleマル・ウォルドロン『Meditations』
マル・ウォルドロン『Meditations』(RCA Victor、1972年)を聴く。 Mal Waldron (p) マル・ウォルドロンの吹き込みはどんなものでもマル的で、「外れ」みたいな作品がない。日本制作盤の『You and the Night and the Music』(1983年)や『Plays Eric...
View Article須川崇志+ロッテ・アンカー+キャスパー・トランバーグ+ラース・グレーヴェ@下北沢APOLLO
下北沢のBar Apolloに足を運ぶ(2017/3/7)。何しろ須川崇志さんのソロに、ゲストとしてデンマークから来日中の3人が参加するということであり、見逃すわけにはいかない。 Takashi Sugawa 須川崇志 (b, cello)Lotte Anker (as, ss)Lars Greve (ts, cl)Kasper Tranberg (tp, cor)...
View Articleスリランカ音楽のコンピレーション
『Sri Lanka / The Golden Era of Sinhalese and Tamil Folk-Pop Music』(AKUPHONE、2016年)を聴く。古いスリランカのレコードから収集した2枚組のコンピレーション盤である。...
View Article内田静男+橋本孝之、中村としまる+沼田順@神保町試聴室
神保町試聴室(2017/3/10)。 ■ 内田静男+橋本孝之 内田静男 (b)橋本孝之 (harmonica, as) 橋本さんのハーモニカを聴くのははじめてだ。寒い風の中での呻き声、出口を求めて土壁に爪を立てて血だらけの者の声、それが次第に聴きとれるようになってくる。音を発したあとの響きにはたいへんな寂寥感がある。...
View Articleゴリラ・マスク『Iron Lung』
ゴリラ・マスク『Iron Lung』(clean feed、2016年)を聴く。 Gorilla Mask:Peter Van Huffel (as) Roland Fidezius (b, effects) Rudi Fischerlehner (ds)...
View Article齋藤徹ワークショップ「寄港」第ゼロ回
大田区の沼部駅近くにある「いずるば」というスペースに足を運んだ(2017/3/11)。 齋藤徹さんが新たなワークショップを行うということであり、また、とてもジャンル横断的・越境的であり、さらにはプロ・アマ問わず、表現者・リスナー問わずという位置付けだった。ならばわたしもオブザーバー的にハジッこに座っても叱られないだろうと思った次第。...
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