赤羽ではじめて降りた
『山田孝之の東京都北区赤羽』が滅法面白かったこともあり、また「散歩の達人」誌の北区特集で気分が盛り上がっていたこともあり、Nさんと赤羽で呑むことにした。わたしにとってははじめての街である。駅前には「赤羽馬鹿祭り」なる祭りの看板。...
View Article永武幹子@本八幡cooljojo
本八幡のcooljojoに足を運び、永武幹子トリオ(2017/2/12)。 Mikiko Nagatake 永武幹子 (p, vo)Kosuke Ochiai 落合康介 (b)Masatsugu hattori 服部マサツグ (ds) 凝っていて愉快なオリジナルが多かった。「God Has 12 Fingers」では12拍子。「I'm Just...
View Article照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』@船橋きららホール
照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』のレコ発ライヴがはじまった。その最初の演奏を観るために、船橋きららホールに足を運んだ(2017/2/12)。 Hisaharu Teruuchi 照内央晴 (p) Chihaya Matsumoto 松本ちはや (perc)...
View Article清水ケンG『Bull's Eye』
清水ケンG『Bull's Eye』(Noke Jazz、1996年)を聴く。 Kenji Shimizu 清水ケンG (ts)Shunji Murakami 村上俊二 (p)Satoshi Kawasaki 川崎聡 (b)Shoichi Takayama 高山昌一 (ds) わたしはこの前作の『The Reason』を当時聴いたのみだから、随分と久しぶりだ。...
View Articleジェン・シュー『独儀:七つの息』@KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場において、『独儀:七つの息』と題されたジェン・シューのソロ・パフォーマンスを観る(2017/2/14)。 Jen Shyu (vo, dance, instruments) ジャズ・リスナーにも見えないオーディエンスはどのような人たちなのだろう、日本人はむしろ少なかった。その多民族・多国籍な様子が、シューのパフォーマンスに相応しいようにも思えた。...
View Article本田竹広『I Love You』
本田竹広『I Love You』(TRIO、1971年)を聴く。 Takehiro Honda 本田竹広 (p)Yoshio Suzuki 鈴木良雄 (b)Hiroshi Murakami 村上寛 (ds) 『The Trio』と『This Is Honda』に挟まれた作品。またこの数年後には『本田竹曠の魅力』も出されている。それらすべてと同様に本盤も傑作。 「Willow Weep For...
View Articleラファル・マズール+キア・ニューリンガー『Diachronic Paths』
ラファル・マズール+キア・ニューリンガー『Diachronic Paths』(Relative Pitch Records、2013年)を聴く。 Keir Neuringer (as)Rafal Mazur (bass g)...
View Article寺下誠『Great Harvest』
寺下誠『Great Harvest』(テイチク、1978年)を聴く。 Makoto Terashita 寺下誠 (p)Bob Berg (ts)Errol Walters (b)Jo Jones Jr. (ds)Yoshiaki Masuo 増尾好秋 (g)...
View Articleジェレミー・ペルト『Make Noise!』
ジェレミー・ペルト『Make Noise!』(High Note、2016年)を聴く。 Jeremy Pelt (tp)Victor Gould (p)Vincente Archer (b)Jonathan Barber (ds)Jacquelene Acevedo (perc)...
View Article小泉定弘『明治通り The Meiji Dori』
小泉定弘さんの写真集『都電荒川線 The Arakawa Line』と、『隅田川 The Sumida』にサインをいただいたとき、写真集が三部作であり、それは実は重要なメッセージを含み持つことを告げられ仰天した。つまり、「都電荒川線」が12キロ、「隅田川」が23キロ、そして「明治通り」が33キロ。このようなコンセプトを平然と使い語る小泉さんは何者なのか。 そんなわけで、ようやく、残る『明治通り...
View Article林ライガ vs. のなか悟空@なってるハウス
入谷のなってるハウスにて、「<出る杭は折れ!茶髪は嫌いだ!>年齢差48歳 林ライガ vs. のなか悟空」(2017/2/19)。 何だそれはと好奇心に抗えず足を運んだ。扉を開けてみると、ライガくん(18歳)は茶髪どころか赤髪。ということは、のなか悟空さんは66歳なのか。いやー竹の切り過ぎで肩が凝って、と、カッコいいことを言っておられた。 林ライガ (ds)のなか悟空 (ds)森順治 (as,...
View ArticleCPユニット『Before the Heat Death』
CPユニット『Before the Heat Death』(clean feed、2016年)を聴く。 Chris Pitsiokos (as)Brandon Seabrook (g)Tim Dahl (b)Weasel Walter (ds) 言うまでもなく、CPとはクリス・ピッツイオコスである。...
View Article林立雄『ヒロシマのグウエーラ』
林立雄『ヒロシマのグウエーラ ―被爆地と二人のキューバ革命家―』(渓水社、2016年)を読む。 先日、記者のDさんと有楽町で飲んだときに頂戴した。(ありがとうございます。)...
View Articleジェリー・マリガン+アストル・ピアソラ
『Gerry Mulligan / Astor Piazzolla』(Accord、1974年)を聴く。 Astor Piazzolla (bandoneon)Gerry Mulligan (bs)Tullio De Piscopo (ds, perc)Guiseppe Prestipino (b)Bruno De Filippi, Filippo Dacco (g)Alberto Baldan,...
View Article山崎晴雄・久保純子『日本列島100万年史』
山崎晴雄・久保純子『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』(講談社ブルーバックス、2017年)を読む。 貝塚爽平『東京の自然史』が二十歳の頃に読んで以来の愛読書でもあったから、東京の地形の形成プロセスについてはある程度は知っている。またプレートテクトニクスについては大学院時代の研究テーマだったから、それなりに解っている。しかし日本各地となると、実はあまり理解していなかった。...
View Article高嶺剛『変魚路』
イメージフォーラムにて、高嶺剛『変魚路』(2016年)を観る。あぶないあぶない、終わってしまうところだった。 いきなり流れる唄は嘉手苅林昌の「時代の流れ」、そしてリーフを画面のかなり上に平行に配して、手前には、なにやらヘンな挙動をする平良進と北村三郎。映画の総合プロデューサーをつとめた岡本由希子さんに、沖縄芝居のふたりの凄さを吹き込まれていたのだが、確かにとんでもなくヘンである。...
View Articleクレイグ・テイボーン『Daylight Ghosts』
クレイグ・テイボーン『Daylight Ghosts』(ECM、2016年)を聴く。 Craig Taborn (p, electronics)Chris Speed (ts, cl)Chris Lightcap (b, bass g) Dave King (ds, el-perc)...
View Articleオッキュン・リー+ピーター・エヴァンス+スティーヴ・ベレスフォード『Check for Monsters』
オッキュン・リー+ピーター・エヴァンス+スティーヴ・ベレスフォード『Check for Monsters』(EMANEM、2008年)を聴く。 Okkyung Lee (cello)Peter Evans (piccolo tp, tp)Steve Beresford (p)...
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