新宿ピットイン昼の部にて、土井徳浩DUO(2017/3/5)。
Tokuhiro Doi 土井徳浩 (cl)
Takeshi Obana 尾花毅 (7 strings g)
Sawori Namekawa 行川さをり (vo)
クラとギターのデュオ、またはヴォーカルを加えたトリオで、ブラジルのギタリスト・作曲家であるギンガ(Guinga)の曲ばかりを演奏するという趣向。
確かに行川さんが「おたまじゃくしが多い」という通り、トリッキーでうねうねした曲ばかり。それでいて愉しくも物哀しくもある調子であり、それを、土井・尾花の超ハイテクにて何てことないといわんばかりに展開していく。クラもギターも音色が少しドライでとても滑らかである。行川さんもちょっとかすれた良い声でスピーディーに唄う。
ギンガって聴いたことがなかったが、こんなユニークな曲を書く人だったのか。(ところで、「Mingus Samba」という曲もあったが、あまりミンガスっぽくなかった。)amazon musicにも入っているし、あとで聴いてみよう。