カメラじろじろ(3)テヘラン篇
テヘランの古くて大きいバーザールは、たとえば、時計、下着、絨毯などと品物の種類別に店が寄り集まっている。カメラはというと、外の明るいあたりに集まっていた。 何も期待していなかったのだが、いきなり旧ソ連の二眼レフ・ルビテルに目を奪われた。日本の古いコンパクトカメラやマニュアル一眼レフもある(コシナのC3は輸出仕様だったか)。しかしそれらはさして珍しくもない。...
View Articleテヘランのバーザール
テヘランの古い地域に大きなバーザールがある。地図で見ると立派な公園よりもはるかに広い。アーケードの入り口から入ってみると本当に広い。簡単に迷子になりそうだったので変に曲がることはしない。...
View Article旨いテヘラン その5
4か月ぶりのテヘラン。寒くてあまり出歩く気にもなれないのだが腹は減る。 ■ フードコートのGrill Bar ホテル近場のフードコートが便利なのだが、店の入れ替わりがあったりなかったりでよくわからない。あまりファーストフードという感じではなく、量が多く、結構どこも待たせる。 ■ パン屋 パンのクオリティは高い。まともに食事を取ると満腹になるので、ときどきは適当にパンで済ませたりして。 ■...
View Article『RAdIO』カセットテープ版
「RAdIO」は凄いグループによる凄い演奏であり、かつて、カセットテープ版(地底レコード、1994年)で出されていて愛聴していた。音質は良くなかったが、地底レコードさんの解説によれば、「今後、このメンバーでのセッションが考えにくいので、発売に踏み切りました」ということである。...
View Article「JazzTokyo」のNY特集(2017/2/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2017/2/1)。 ■ 連載第19回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 翻訳・寄稿させていただきました。...
View Article照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』(JazzTokyo)
ウェブマガジンJazzTokyo誌に、照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』(Bishop Records、2016年)のレビューを寄稿させていただきました。 >> #1374 『照内央晴・松本ちはや / 哀しみさえも星となりて』 Hisaharu Teruuchi 照内央晴 (p) Chihaya Matsumoto 松本ちはや (perc) レコ発ライヴも楽しみなのだ。...
View Articleかむろ耕平@本八幡cooljojo
本八幡のcooljojoに足を運び、かむろ耕平トリオ(2017/2/4)。ずっと観たいプログラムがいろいろあったのだけど、入院したり出張していたりして、半年ぶりの再訪だった。 Kohei Kamuro かむろ耕平 (g)Ryohei Komaki 小牧良平 (b)Koichi Inoue 井上功一 (ds)...
View Article『宮沢賢治コレクション1 銀河鉄道の夜』
『宮沢賢治コレクション1 銀河鉄道の夜』(筑摩書房)を読む。 収録されている作品は、「ポラーノの広場」(1924年)、「銀河鉄道の夜」(1924-31年)とその草稿のひとつ、「風の又三郎」(1924-33年)、「セロ弾きのゴーシュ」(1931年)、「グスコーブドリの日記」(1932年)など。...
View Article藤澤由二+岩山健@本八幡cooljojo
本八幡のcooljojoに足を運び、藤澤由二・岩山健デュオ(2017/2/5)。 Yuji Fujisawa 藤澤由二 (p)Ken Iwayama 岩山健 (b)...
View Articleジム・ブラック『Malamute』
ジム・ブラック『Malamute』(Intakt、2016年)を聴く。 Óskar Guðjónsson (ts)Elias Stemeseder (key)Chris Tordini (b)Jim Black (ds, sampler)...
View Article松籟夜話(第八夜)「聖なる場所に集う声」
松籟夜話という集いに出るため、青山の月光茶房「Bibliotheca Mtatsminda」に足を運んだ(2017/2/5)。 福島恵一 音楽批評津田貴司 サウンドアーティスト歸山幸輔 オリジナルスピーカー...
View Article2017年1月、テヘラン
4か月ぶりのテヘラン。その間に2か月間の入院もあった。 東京より寒く、朝晩は氷点下にもなった。雪も降ったが、そのあとは空気がずいぶん綺麗になって(テヘランの大気汚染はひどい)、山がくっきりと見えた。 Nikon P7800...
View Article『死者への巫儀/珍島シッキムクッ』
『死者への巫儀/珍島シッキムクッ』(JVC、1991年)を聴く。 金大禮(巫歌)朴乗千 (杖鼓)姜俊燮 (大鼓)朴乗元 (杖鼓)金** (大*)李宗大(篥*)洪玉美(奚琴)李太白 (牙箏)鄭叔子(巫歌) 目当ては金大禮の声を浴びることである。...
View Article山田光&ライブラリアンズ『the have-not's 2nd savannah band』
山田光&ライブラリアンズ『the have-not's 2nd savannah band』(2016年)を聴く。 hikaru yamada and the librarians:Hikaru Yamada 山田光 (sax, sampling, etc.)Kaede Anasako 穴迫楓 (vo)Guest:ermhoi (vo) (track 8)...
View Article『News from the Shed 1989』
『News from the Shed 1989』(EMANEM、1989年)を聴く。 John Butcher (ts, ss)Phil Durrant (vln, electronics)Paul Lovens (selected ds, cymbals, saw)Radu Malfatti (tb, zither, accessories)John Russell (g)...
View Article原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(midorihaus、2006年)を聴く。 原みどり (vo) ワンダー5:松本治 (tb)西村浩二 (tp)石川広行 (tp)津上研太 (as)松風鉱一 (fl, ts, bs)相内昭徳 (tb)佐藤潔 (tuba) 渋谷毅 (p) 外山明 (ds)水谷浩章 (b)大友良英 (g) ホッピー神山 (p, bells, Gram-pot)工藤美穂...
View Article川下直広『漂浪者の肖像』
川下直広『漂浪者の肖像』(off note、2005年)を聴く。 Naohiro Kawashita 川下直広 (ts)Masaru Watanabe 渡辺勝 (vo, p, g) (track 6-9)Hiroshi Funato 船戸博史 (b) (track 8-10)Takero Sekijima 関島岳郎 (tp) (track10)Kanji Nakao 中尾勘二 (ds)...
View Article飽きもせずに蒲田の三州屋と喜来楽(と、黒色戦線社)
編集者のMさん、OAM(沖縄オルタナティブメディア)のNさんと、久しぶりの蒲田で呑んだ。庵野秀明+樋口真嗣『シン・ゴジラ』において蒲田がゴジラに襲われ仰天してから、たぶん蒲田には足を運んでいなかった。なんど来てもいい街である。しかも今回はジモティーのおふたりがいて心強い。 まずは東口の三州屋。鳥豆腐で暖まり、さらに鯛かぶと煮、牡蠣フライ、葱ぬた、どじょうの丸煮など、どれもこれも旨い。...
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