本八幡のcooljojoにて永武幹子トリオ(2017/7/7)。
Mikiko Nagatake 永武幹子 (p)
Kosuke Ochiai 落合康介 (b)
Masatsugu hattori 服部マサツグ (ds)
こんなにスーパーだったっけという印象。冒頭曲のスタンダード「I'll Be Seeing You」からいきなりびっくりする。凝っていて煌びやかでスピーディであり、80年代のキース・ジャレットを想起させられもする。2曲目はあっと驚くAtomicの曲(そういえば永武さんはニルセン・ラヴのファンだと書いていたことを思いだした)。そしてチャーリー・ヘイデンの「Sandino」、オスカー・ピーターソンの「Allegro」。
セカンドセットは一転してオリジナル曲を演奏。21拍子の曲、ダラー・ブランドにインスパイアされた曲、イスラエル・ジャズにインスパイアされた曲もあった。この多彩さも面白さのひとつである。アンコールはセロニアス・モンクの「Epistrophy」だが、これもまたユニークにためて弾いた。
印象が上書きされたのは永武さんだけではない。服部さんのドラムスは確信を持っているかのようにシンプル。落合さんのベースは中音域で実に巧みで柔軟に攻めるものだった。
Fuji X-E2、XF60mmF2.4
●永武幹子
永武幹子+瀬尾高志+柵木雄斗@高田馬場Gate One(2017年)
MAGATAMA@本八幡cooljojo(2017年)
植松孝夫+永武幹子@北千住Birdland(JazzTokyo)(2017年)
永武幹子トリオ@本八幡cooljojo(2017年)