マーティン・エスカランテ+ウィーゼル・ウォルター『Lacerate』(ugEXPLODE Records、2018年)を聴く。
Martín Escalante (sax)
Weasel Walter (ds)
このクレイジーなサックス吹きは最初から最後まで沸騰している。ちょっとでも吹いたら肺と喉と唇が損傷してしまいそうなことを、文字通り、ずっと続けている。
ウィーゼル・ウォルターも勿論、どうかしてる度(DS度)では引けを取らない。つまり信じられない強度を持続して叩き続ける(笑)。誰に向かっているのかわからないが、少なくとも、聴いているこちらは熱いフライパンで爆ぜる豆のようになってしまう。
エスカランテはもうすぐ来日する。何をみせてくれるだろう。
●ウィーゼル・ウォルター
ピーター・エヴァンス+ウィーゼル・ウォルター『Poisonous』(2018年)
CPユニット『Before the Heat Death』(2016年)
ウィーゼル・ウォルター+クリス・ピッツィオコス『Drawn and Quartered』(2014年)
チャン+エヴァンス+ブランカート+ウォルター『CRYPTOCRYSTALLINE』、『Pulverize the Sound』(2013、15年)
クリス・ピッツィオコス『Maximalism』(2013年)
ウィーゼル・ウォルター+メアリー・ハルヴァーソン+ピーター・エヴァンス『Mechanical Malfunction』(2012年)
マーク・エドワーズ+ウィーゼル・ウォルター『Solar Emission』(2011年)
ウィーゼル・ウォルター+メアリー・ハルヴァーソン+ピーター・エヴァンス『Electric Fruit』(2009年)